台風9号はきょう昼すぎに関東に上陸しました。都内でも猛烈な雨が降っていて、土砂災害や川の氾濫などに厳重な注意が必要です。
関東を直撃した台風9号は都内でも猛威を振るいました。午前11時半すぎ、新羽村街道の交差点では車道が川のようになっていて、車が通るたびに高い水しぶきが上がりました。車道と歩道の区別もなくなり、立っている人の足首のところまで水が達しました。
今回の台風で、都内各地では記録的な雨が観測されました。瑞穂町では午後1時までにおよそ110ミリの激しい雨が降ったとみられ、青梅市では1時間におよそ100ミリの猛烈な雨となりました。また、北区・多摩市・町田市・清瀬市・西東京市・稲城市・あきる野市・日野市・奥多摩町・大島町などで、避難勧告が出されました。複数の自治体が避難所を開設していて、町田市南市民センターでは多い時で45人が避難し、午後4時現在も18人が避難しています。また、武蔵野市ではマンションの外壁の一部がはがれて通行人の頭に破片が当たるなどして、2人が軽いけがをしました。
河川では、町田市などを流れる境川などが氾濫の危険性が非常に高くなる「氾濫危険水位」に一時達しました。現在、水位は下がっています。これまでに立川市や東村山市など多摩地域を中心に、住宅への浸水や道路の冠水が99件報告されています。また、板橋区や八王子市で3件の土砂崩れが確認されています。
交通機関も大きく乱れました。午後3時前、JR原宿駅では線路脇の木が倒れて線路をふさぎ、山手線は一時、運転を見合わせました。また、西武鉄道では、多摩湖線の武蔵大和-西武遊園地駅の間で土砂崩れがあり、電車が脱線して運転を見合わせていますが、乗客6人と運転士にけがはなかったということです。このほか、空の便でも羽田を発着する路線などで欠航が相次ぎ、影響が出ています。
台風9号が関東に上陸 都内で相次ぐ被害、交通機関にも乱れ
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