小池知事が選挙中から掲げてきた都政改革がきょう、本格的にスタートしました。小池知事は都や関連団体の業務を点検し、事業見直しや廃止を含めた抜本策を検討する「都政改革本部」の1回目の会議を都庁で開きました。
知事の肝いりで立ち上げた組織はオリンピックにもメスを入れます。小池知事が就任してから間もなく1カ月となるきょう、都庁の情報公開の在り方や東京オリンピック・パラリンピックの費用が適正に使われているかなどを点検し、問題があった点は改善につなげる「都政改革本部」の初会合が開かれました。都政改革本部の会議はインターネットでも生中継されていて、こうした点からも情報公開を進めていきます。
都の幹部を前に小池知事は「戦後のGHQとして都庁に乗り込んでいるわけではない。担い手は皆さん、職員の皆さんであり、都政の主権回復のために、主権は誰のためかというと都民のためだ」と呼び掛けました。
小池知事は「都民第一」「情報公開」「税金の有効活用」の視点から都庁の政策、組織、それに予算などを見直すことにしていて、情報公開を徹底し都政改革につなげるとしています。
また、都政改革本部の中には東京オリンピック・パラリンピックの調査チームを設けます。オリンピックについては、東京都・国・組織委員会の費用分担のルールが明確ではなく最終的な開催費用がどのくらいか分からないとして、メンバーに加わった大学教授や弁護士、それに民間企業の経営幹部らと共に調査を進める方針です。小池知事は「新国立競技場は素晴らしいデザインだが、そんなに高いのという“びっくり感”から物事が始まっている。問題があるのならばチェックしてあぶり出して、なぜそうなったかを解明していく」と話しました。
東京都は今月下旬に開く2回目の会議で、この間にまとめた報告内容を示すことにしています。
都政改革本部の初会合の後、小池知事は早速、2020年オリンピックに向けて東京都が整備を進める競技会場や選手村など恒久施設の予定地を視察しました。このうち、ボートやカヌーが行われる海の森水上競技場の予定地では、知事は都の担当者から施設の機能や2018年度内の完成に向けたスケジュールなどの説明を受けました。知事は視察を通して「サステナブル(持続可能性)が一つのキーワードで、工夫されていると確認できた。それがコストにどのくらい跳ね返るかという話になってくるので、一つ一つきちんと精査する」と話し、施設の機能と費用の兼ね合いが重要だと強調しました。
小池知事は視察結果を都政改革本部の検討材料にしたい考えです。
都政改革本部が始動 五輪予定地の視察も…
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