日本中を歓喜に包んだ東京工業大学の栄誉教授・大隅良典さんのノーベル賞受賞決定で、都内の科学をテーマにした施設もにぎわいを見せているようです。
大隅さんのノーベル賞受賞決定は、全国に“科学の夢”を届けています。江東区にある日本科学未来館ではノーベル賞をテーマにした期間限定のイベントが開かれています。会場のトークイベントでは大隅さんが解明した「オートファジー」と呼ばれる、生物が細胞内でタンパク質を分解して再利用する現象を分かりやすく説明しています。きょうも午前中から多くの親子連れが詰め掛け、熱心に解説を聞いていました。訪れた少年は「ノーベル賞を取ってみたい」と話し、母親は「好きなものを突き詰めるとか夢や希望を持って何か目標に向かい達成された先生方を見ると『何かわが子にも』と期待しながら展示物を見た」などと話していました。
展示コーナーには大隅さんをはじめノーベル賞候補者の研究内容を解説するパネルのほか、去年、物理学賞を受賞した梶田隆章さんなど過去の受賞者22人からのメッセージが紹介されています。日本科学未来館の梶井宏樹科学コミュニケーターは「ノーベル賞の時期は世間から科学についての関心が高まる時期。実は世界中でノーベル賞クラスの研究がたくさん行われているということを知ってもらいたい」と話しています。
日本科学未来館でのノーベル賞に関するイベントは今月31日まで行われています。
日本科学未来館 ノーベル賞イベントにぎわう
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