東京オリンピックのボート会場の見直しを巡り事態が混迷を深める中、関東地方の知事が集まる会議が都内で開かれ、小池知事がオリンピックへの協力を呼び掛けました。また、会場の見直し先に挙がる埼玉県の上田知事は、埼玉県での開催にこだわらない姿勢を示しました。
関東地方の知事ら10人が集まった会議には小池知事のほか、ボート・カヌー会場の都内からの代替地として注目される埼玉県から上田知事も出席しました。関東のさまざまな課題を話し合う会議の中、初めに話題に挙がったのは東京オリンピック・パラリンピックでした。小池知事は「2020年東京大会を控え、皆さま方としっかりと連携し、レガシーの残る素晴らしい大会へ導いていきたい。そのためのご協力よろしくお願いします」とあいさつしました。
ボート・カヌーの競技会場の見直しを巡っては「復興五輪」となる宮城県の長沼や埼玉県の彩湖などが候補となっています。きょうの会議の後、埼玉県の上田知事は「復興五輪は東日本大震災からの復興のシンボルになる」とし、埼玉での開催にこだわらない姿勢を示しました。上田知事は「(宮城県の)村井知事がシンボルとしてのボート競技を迎えたいという気持ちはよく分かる。埼玉県みたいに極めてメジャーな種目を受けているところは『何がなんでも』という言葉を言ったら、日本中から埼玉県民は我欲の強い人たちだと言われかねない」と述べました。一方、小池知事は、オリンピックの成功に向けて「上田知事とはこれまでも仲間なので、それぞれの立場でやっていこうということ」と、上田知事と今後も連携していく考えを示しました。
小池知事は今月中に競技会場の見直しについて結論を出すことにしています。
小池知事が協力呼び掛け 埼玉県知事「ボートの地元開催こだわらず」
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