見直しが行われている東京オリンピックのバレーボール会場について、横浜アリーナでの開催が見送られる公算が高まる中、決断の時期について小池知事はきょうの都議会で「できるだけ早く」としました。
東京オリンピックのバレーボール会場は新しく建設する江東区の有明アリーナか神奈川県の横浜アリーナのどちらかで開催する案が検討されています。しかし、横浜市の林市長はきのう、記者会見で「横浜開催ならば納得していただきたいと思うが、有明に期待している人がすごく多い。その意味で難しいのでは」と述べ、受け入れに難色を示しました。横浜アリーナ開催の見送りの公算が大きくなり、有明アリーナでの開催の検討が進むとみられています。
小池知事は結論を出す時期についてこれまで「クリスマスまで」としていましたが、きょう午後の都議会でその時期を前倒しする考えを示唆しました。小池知事は「既存施設の活用がうたわれている。横浜アリーナ活用はこの点にかなうものとして検討案としたが、会場スペースの確保・運営導線・バリアフリー・輸送面などから精査している。できるだけ早く結論を見いだしていきたい」と述べました。
一方、新設される有明アリーナの整備を巡っては、東京都によりますと費用は当初176億円でしたが、資材費の高騰などで一時400億円余りに膨らみました。しかし、その後の見直しで、内装により安い素材を使うことなどで費用の削減に取り組み、339億円にまで圧縮できると試算しています。また、東京都は有明アリーナを中心として地域を活性化する計画を打ち出し、大会の後は民間企業に運営権を売却する方式を検討しているということです。
五輪のバレー会場見直し 小池知事「できるだけ早く決断」
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