開催まであと3年となった東京オリンピックに向けて、スポーツだけでなく文化でも東京の魅力をPRです。2020年の東京オリンピックに向け、都庁では大会期間中に行われる文化・芸術イベントの内容を話し合う会議が行われました。
会議には作詞家の秋元康さんやアーティストの日比野克彦さんら日本を代表する文化・芸術分野の専門家が出席しました。小池知事は冒頭「2020年東京大会まで残すところ3年。スポーツが注目集めているが、日本の素晴らしい文化を世界に伝えていく絶好のチャンスと考えている」とあいさつしました。また、ピアニストの仲道郁代さんは「文化プログラムの拠点となる都のさまざまな文化施設が2020年以降を見据えて、プログラムを構築できるような形をつくらないとその後に続かない懸念がある」と述べました。
会議では、東京オリンピックに向けた大型施設の改修も重なる中、去年、音楽や演劇のホールが相次いで閉館や休館したことを受け、公演の場が減っている問題についても議論になりました。能楽師の野村萬さんは「都民や増加する観光客に対しては、多種多様で豊かな文化芸術の鑑賞、体験の場を広げることが魅力ある都の要因になる。舞台人の命である劇場・ホール問題について、引き続きさらなる尽力をお願いしたい」と述べました。
東京都は新年度から歴史や特色のある都立施設を民間のイベントや会議に活用する取り組みを進める方針ですが、小池知事は既存施設の活用を芸術や文化でも行う考え方を示し、ホール不足の問題解決へ意欲を示していました。
芸能関係者でつくる団体・日本芸能実演家団体協議会によりますと、おととしから去年にかけて首都圏で休館や閉館したのはおよそ10施設で、合わせて6万席以上に上るということです。
五輪で日本文化をPR ホール問題も解決へ意欲
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