小池知事は東日本大震災の被災地の一つである宮城県を訪れて、オリンピック・パラリンピックの旗を披露する催しに出席し、大会の成功に向けて協力を呼び掛けました。
宮城県庁ではブラジルのリオデジャネイロから引き継いだオリンピックとパラリンピックの旗を披露する催しが開かれました。小池知事はオリンピック重量挙げ・金メダリストの三宅義信さんらと旗を振ると、会場から大きな拍手が起きていました。そして、東京オリンピックでは宮城でサッカー競技が行われることに触れて「大会を復興につなげる」との考えを示し、協力を呼び掛けました。小池知事は「オリンピック旗・パラリンピック旗を先頭に立てながら、これからもしっかりと前に進んでいってもらいたい。オリンピック・パラリンピックがそのことでお役に立てればいい」と話しました。また、小池知事は宮城県の村井知事と会い、一時、県内で開催する案を示したカヌー・ボート競技の会場の見直しについて触れました。小池知事が「競技は宮城で行わないことになったが、事前合宿は実施できるよう関係機関に働き掛けていきたい」と説明すると、村井知事は「残念だったが、東京と共に今後も連携していきたい」と応じていました。会談後、小池知事は「オリンピック・パラリンピックがいろいろな希望の目標になるといいなと思っている。何よりも『復興五輪』でスタートした。それを私はずっと言い続けるし、それにかなうような中身になるようこれからも努力したい」と述べました。
オリンピック関連の催しに先立って、小池知事は宮城県の沿岸部を視察しました。このうち、180人が亡くなった岩沼市にある「千年希望の丘」では、犠牲者に向けて花を手向けました。また、この場所で小池知事はゆかりのある小学生に再会しました。知事は震災後、衆議院議員だった時にランドセルを贈って、津波の被害を受けた子どもたちを励ましたということです。
この後、石巻市に移った小池知事は仮面ライダーなどを描いた石ノ森章太郎さんのマンガミュージアム「石ノ森萬画館」を視察しました。この施設は震災で6.5メートルの高さまで水に漬かる被害を受けましたが、被災から1年8カ月で再開にこぎ着けたということです。知事はここでも子どもたちと交流し、復興へのエールを送っていました。
小池知事が掲げる「復興五輪」に、宮城の人たちからもその成功に向けて大きな期待が寄せられています。宮城県庁前から中継でお伝えします。
小池知事が宮城訪問 東京五輪成功へ協力を呼び掛け
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