東京・北区と足立区で放火とみられる不審火が相次いでいます。19日の夜も3カ所で発生し、2月に入って起きた不審火は半径1キロほどの範囲で18件に上っています。
19日、北区で作業場を兼ねた住宅から火が出て、建物2棟、延べ230平方メートルが焼けました。現場にはポンプ車など30台が出動し、煙やサイレンなどで深夜の住宅街は一時騒然となりました。火はおよそ4時間で消し止められ、この火事によるけが人はいませんでした。
不審火から一夜明けた20日、現場では警視庁と東京消防庁による現場検証が行われました。19日には他にも、周辺で10分ほどの間に2件の不審火が相次ぎ、バイクやごみ置き場の布団が燃えました。
これらを含めて、現場周辺では2月に入ってから不審火が続けて発生していて、半径1キロほどの範囲で18件に上っています。不審火が起きた場所はほとんどが住宅街で、近隣住民から聞こえてくるのは“人通りの多さ”です。
犯罪心理学を扱う東京未来大学の出口保行教授は「放火の可能性」を示唆した上で、犯人の思惑について「ある程度人通りが多い所で放火すれば火が付いたということを確認する人間も多くなり、社会的な動揺を多く与えることができる。それが本人の、人通りが多い所で着火してしまうことにつながっている」と分析します。
警視庁は連続放火の可能性があるとみて、関連を慎重に調べています。
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不審火は火の気のない所で起きています。発生する現場は徐々に変化しているため、家の外には燃えやすいものを置かないよう対策をするなど、警戒が必要です。
連続放火か 東京・足立区と北区で不審火18件相次ぐ
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