今週末にサッカー・Jリーグが開幕します。2016年シーズンには開幕後、一時首位に立つ活躍を見せたJ2のFC町田ゼルビア。夢のJ1昇格へ向けて、ホームタウンの東京・町田市も新たな支援に立ち上がりました。
町田市をホームタウンとするプロサッカーチーム・FC町田ゼルビアは2016年シーズン、4年ぶりにJ2に復帰しました。一時は首位に立つなど、シーズンを通して好調を維持し、J1への挑戦権を得られるプレーオフ進出圏の6位まであと一歩に迫る7位という成績を残しました。
今年のチームスローガンは「+One 超えろJ2!」で、J1昇格への思いが高まります。ところが、現在のゼルビアはたとえJ2で優勝してもJ1に上がることができません。J1のチームとして必要な環境整備が十分でないため、昇格に必要な「ライセンス」が得られていないからです。
ゼルビアの課題は、1万5000人以上収容のスタジアムがあることと、基準を満たしたトレーニング施設があることです。中でも大きな問題がスタジアムです。現在、町田市立陸上競技場の観客席はおよそ1万席で、J1の基準に5000席ほど足りません。さらに電光掲示板の老朽化も深刻です。これらの課題をクリアするためには町田市の協力が不可欠です。
J1昇格をうかがうチームの活躍に、町田市も動き始めました。石阪市長は「野津田公園スポーツの森は1万席を1万5000席にしようという目標を立てている。(スタジアムを改修することは)選手のモチベーションの問題と考えた」と話し、2020年度までにスタジアムを改修する方針を発表しました。
電光掲示板にかわる大型ビジョン設置には、ふるさと納税を活用することにしました。お礼として1万円以上を納めた人の名前を競技場に掲げるほか、100万円以上の人は除幕式のテープカットに参加できる権利を設けました。
大型ビジョンについては2017年度中の設置を目指しています。町田市・スポーツ課の渋谷晴久担当課長は「(大型ビジョン設置のふるさと納税の)目標額は2000万円。カラーの動画等も再生できるようになればスタジアムで観戦する人の臨場感も高まる」と話します。
ホームタウンの後押しに、相馬直樹監督は「(スタジアム改修の)動きをしていただいたことは本当にありがたい。その流れを加速するようなものにしていかなければいけない。その熱源はピッチの中にしかない。われわれ次第だと思っている」と話しています。
26日に開幕するJ2リーグで、ゼルビアが“J2を超えるための戦い”が始まります。
FC町田ゼルビア J1昇格へ町田市が後押し
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