東京都議会は7つの常任委員会が開かれました。豊洲市場への速やかな移転を求める自民党は、多くの委員会で築地市場が抱えている老朽化などの問題を指摘する姿勢を強め、市場問題の結論を先送りしている東京都側を追及しました。
自民党は東京都の組織「中央卸売市場」を管轄する経済・港湾委員会で、築地市場の老朽化問題について質問しました。自民党の菅野都議は「先日もろ過海水供給施設がストップする事故が発生して、市場内で一時的に混乱を生じたと聞いた。市場移転の時期が見えない状況だが築地の営業を途切れさせないためにも、把握した不具合箇所の補修・改修は速やかに行うべき」とただしました。これに対し、都・中央卸売場の白河業務部長は「築地市場の多くの施設は老朽化していて適切な維持管理が重要。今年度は緊急を要するものは速やかに補修を行っている」と答弁しました。
築地市場では3月17日に海水をろ過する装置が故障しているのが見つかり、およそ1500店舗が断水しました。菅野議員は「さまざまな場所で補修する必要があると思うが、詳細な図面はあるか」とただしました。都の担当者が「改修工事を重ねているため、正確な図面は存在しない」と明らかにすると、「図面がなくて十分な補修はできるのか」と指摘していました。
自民党は経済・港湾委員会以外でも市場移転問題について都の姿勢を追及しました。厚生委員会では、建物が壁などで締め切られていない「開放型」といわれる築地市場の衛生面の問題を取り上げました。山加都議が「ネズミによって食品が汚染されることを防ぐために事業者へどのような指導や助言を行っているのか」とただすと、都・福祉保健局の仁科担当部長は「中央卸売市場では衛生的な環境を確保する観点から、市場業者と協力して、粘着シートなどを活用した駆除や侵入口をふさぐなどの防除対策を実施していると聞いている」と答弁しました。
自民党はこの他の委員会でも築地市場の問題点を質問していて、豊洲市場への速やかな移転を主張しています。
都議会自民党 市場問題で攻勢強める
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ