首都圏の鉄道各社はこの春、追加料金で座って通勤できる新しい通勤電車を相次いで導入します。通勤電車の混雑緩和は東京都の小池知事も重点に掲げる政策の一つですが、鉄道会社もサービス向上に知恵を絞っています。
毎朝の通勤電車について、街の声を聞いてみると「1時間10分くらい立っている。座れるのがいいがなかなか難しい」「満員電車が大変。座れないので毎日大変」「ぎゅうぎゅう詰めですよ」といった声が聞かれました。皆さん、通勤には苦労をしているようです。
そんな悩みを解消してくれそうな「座れる通勤電車」がいま続々と登場しています。西武鉄道が25日から導入するのが、座席指定列車「Sトレイン」です。平日に運行される列車は指定料金が510円で、スマートフォンやパソコンを使う人に便利なWi-Fiも無料で使えます。
上りと下り合わせて7本を運行し、西武池袋線の所沢駅と東京メトロ有楽町線の豊洲駅を1時間で結びます。西武鉄道の後藤高志会長は「最も進化した通勤車両と自負している。改革と挑戦が(社の)キーワードだが、40000系(Sトレイン)はそれを体現したもの」とアピールしました。
また、東武鉄道は26年ぶりとなる新型特急車両「リバティ」を使って、4月21日から新しい通勤電車を走らせます。春日部駅から浅草駅までの特急料金は、西武鉄道のSトレインと同じ510円です。さらに、京王電鉄も新宿駅を出発して京王八王子駅と橋本駅に向かう夜間の座席指定列車の運行を2018年春に始める予定です。
鉄道各社が相次いで導入する座席指定の通勤電車について、鉄道ジャーナリストの梅原淳さんは導入の背景に、利用者と鉄道会社両方のメリットがあると指摘します。梅原さんは「混雑が激しいので、その中でも少しでもゆったりと座って乗ってほしいということ。また、500円の追加料金を取ることで鉄道会社にとっても収入の増加にもつながる」と分析します。
“追加料金で座ってラクラク通勤”という東京の新しい通勤スタイルが広がっていきそうです。
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JR東日本も中央快速線と青梅線で2020年度をめどに2階建てのグリーン車を導入する方針です。指定席に座りながら通勤するスタイルがさらに広がっていきそうです。
“座ってラクラク通勤電車”が続々登場!
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