市場の移転問題を巡って、東京都は築地市場の土壌汚染調査を始めました。当初の移転予定日だった2016年11月から間もなく半年を迎える中、移転するかどうかの判断がまだ出ておらず、市場業者は複雑な思いを抱えて営業を続けています。
築地の市場業者からは「築地は残ってもらった方がありがたい。うちの会社も完成しているが、結局いろいろな汚染問題も何も解決されていない」「私個人としては(豊洲に)早く引っ越しをした方がいいと思っている。築地はネズミが出るし雨漏りもする」「私たち業者は決められない。結局、小池知事が決めるだけだ」など、さまざまな声が聞かれます。
今回の土壌調査では、築地市場の地下の土壌やガスに含まれるヒ素やベンゼンなど23種類の有害物質の濃度を測定します。土壌調査のために土が掘り出され、汚染があるかないか分析されます。
築地市場は戦後、進駐軍のドライクリーニング工場があり、東京都は2016年に「土壌汚染の恐れがある」という報告をまとめました。今回の調査は2001年以降に建物の建設や増築などの工事が行われた8カ所を対象に、5月5日まで行われます。
東京都の小池知事は移転の判断に伴い、築地・豊洲、それぞれの市場の課題を検討することにしていて、今回の調査結果も移転の判断に影響する可能性があります。
調査結果は5月中に公表される予定です。
移転判断は? 築地市場で土壌汚染調査
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