7月の東京都議会議員選挙に向けて、各党の動きが活発になってきました。「都民ファーストの会」の特別顧問を務める東京都の小池知事は、週末に東京都内9つの選挙区で公認候補予定者とともに街頭演説を行いました。小池知事が都民ファーストの会の街頭応援に入るのはこれが初めてで、知事は都議会自民党を厳しく批判して対決姿勢を明確にしました。
この週末、多摩地域を含む都内9カ所で公認候補予定者の応援に入った小池知事が真っ先に駆け付けたのは、千代田区です。千代田区では2月の区長選で小池知事が支援した候補が自民党推薦の候補に大差をつけて勝利しました。知事と都議会自民党との対立を象徴する地からスタートさせた応援行脚で、小池知事は都議会自民党に対する批判を繰り返しました。
小池知事は演説の中で「都議会を怒らせてしまえば条例案も通らない。忖度(そんたく)に次ぐ忖度をやってきたのは自民党都連そのもの」「(自民党は)ここへきて“たばこ”ですから。急に火が付いたように慌てて受動喫煙防止だと言い出している。都議会議長の部屋は煙でモクモクですよ。東京の足をこれ以上引っ張ってほしくない」と訴えました。
独特の“小池節”を熱心に聞き入る人の中には、知事のイメージカラーである緑色のものを身に着けた人の姿もありました。その多くが2016年の都知事選挙の時から小池知事を応援している人たちです。小池知事の支持者からは「都知事の最初の頃、まだ(聴衆が)少ない頃から追い掛けている。頑張ってほしい」「応援に来る時は緑色で。(犬の散歩には)いつもは赤・青・緑のリードにしているが、きょうは緑色」などといった声が聞かれました。
候補予定者にとっては、この「小池人気」をどのように自分への支持へとつなげていくかが課題です。都民ファーストの会公認で千代田区から立候補する予定の樋口高顕氏は「いわゆる小池人気、千代田区長人気があるのは否めない。千代田区の人から私自身が信頼を得るしかない」と話しています。
「百合子グリーン」にいかに自分の色を混ぜてオリジナル色を作り出していけるのか。都民ファーストの会の候補予定者の戦いは始まったばかりです。
小池知事 初の街頭応援で「対自民」明確に
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