豊洲市場の土壌汚染対策を話し合う東京都の専門家会議が開かれ、新たな汚染対策がまとめられました。有害物質の濃度を抑える案が盛り込まれましたが、市場関係者からは懸念の声が相次ぎました。12日ぶりに再開された専門家会議は「付帯決議、無害化達成できていない。私からも都民、事業者の皆さんにお詫びします」と、中央卸売市場の村松市場長の陳謝から始まりました。会議の平田健正座長らは豊洲市場の地上は安全だとした上で、地下水などに含まれる有害物質の影響を防ぐための追加対策をまとめました。その一つが豊洲市場の地下空間の床を特殊なシートなどで補強する案で、会議で審議した結果「対策として妥当」と結論付けられました。また、地下水をくみ上げるポンプの機能を強化をすることなどで、有害物質の濃度上昇を将来的に抑える案も有効としました。しかし、会議に出席した市場関係者からは「本当に大丈夫なんですか。俺らは安全なところでやりたいっていってるだけじゃねえかよ」「今回出た対策案は安全宣言と同じになるんですよ。おかしいじゃないですか」と、対策案への懸念の声が相次ぎました。専門家会議は、今後、小池知事に対策案を提言することにしています。「総合的な判断を下す」としている小池知事が、今月23日告示の都議選を前に移転の是非を判断するのかが注目されます。
豊洲市場 土壌汚染対策案取りまとめるも懸念の声
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