東京都の幹部が市場移転問題の課題を整理する「市場のあり方戦略本部」の会合が、15日と16日に開かれることが決まりました。小池知事が総合的な判断にどうつなげるか注目されます。
小池知事は東京都の幹部でつくる市場のあり方戦略本部を15日と16日の2回に分けて開き、さまざまな課題を整理することを明らかにしました。小池知事は「本部としていろいろ取りまとめをしているので、公開もしつつ議論を重ねていく。時間的制約はあるが、お金と今後の件の2つだ」と述べました。
市場移転の問題を巡っては、豊洲に市場機能を移転する案が有力になっている一方で、小池知事は「築地ブランドは大切にしていきたい」という考えを示し、築地市場の活用案の検討を指示していたことが分かっています。
東京都は築地市場の敷地については、売らずに商業施設などとして活用する案を検討し、企業に貸して収益を上げ、豊洲の赤字を穴埋めする方法を模索しています。
15日からの戦略本部の議論を踏まえ、小池知事は市場移転に対する考え方を都議選の前に示す方向です。
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移転問題が大詰めを迎える中、東京・豊洲市場では都民向けの見学会が初めて開かれました。
東京都が卸売市場の現状を知ってもらおうと企画したもので、60人の募集に対して応募はおよそ1500人と、都民の関心の高さがうかがえるものになりました。14日は急きょ人数を増やして100人が参加できるようになり、訪れた人たちは設備の説明を聞きながら、競りで使用する卸売場や屋上の緑化広場を2時間ほどかけて回りました。
参加者からは、施設の安全面や、問題となっている地下水に関する質問が相次ぎました。豊洲市場に足を踏み入れ、見学した人たちからは「衛生的だし流通の動線もすごく考えられている。機能的でデザイン的にもシンプルで感動した」といった声が聞かれた一方、「各施設が離れて不便な感じなので大丈夫なのか。これまで持っていた疑問がさらに増えた」といった声も聞かれました。
東京都は参加者へのアンケートを行い、今後の市場運営の参考にしていくということです。
15日から「市場のあり方戦略本部」開催へ
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