傘の忘れ物が多くなるこの時期、東京メトロは年々増えている忘れ物を減らそうと新たなサービスの実証実験を始めました。
このシステムは都内のIT会社が開発したもので、ポイントは「専用のタグ」です。タグの入ったものを電車や駅に忘れた際、忘れ物が駅の事務所などに届けられると、タグが発信する位置情報を事務所に設置された専用アンテナが受信し、位置情報を持ち主の携帯端末などに通知するというものです。
通知されるのは位置情報のほかに、どれくらい前にその場所にあったのかという情報も送られます。東京メトロは、利用者が多く、特に忘れ物が多い4つの駅に専用アンテナを設置して実証実験を行います。
東京メトロ管内では2016年に年間約66万件の忘れ物があり、その返却率は3割未満です。年間の忘れ物の件数は2007年度は約35万件でしたが、2016年度には66万件になり、10年でおよそ2倍に増えています。東京メトロの坂井健悟さんは「(忘れ物の)返還率を何とか向上できないかと、実証実験を始めた。忘れ物自体が減ってお客さまの不安が全て取り除かれることが最終的な目的」と話しています。
東京メトロはこの実験の結果を踏まえて、今後、位置情報を受信するアンテナの設置を増やして本格的にサービスを実施していきたいとしています。
新サービス!忘れ物の位置を自動通知 東京メトロが実証実験
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