台風一過で強い日差しとなった9日の東京都内は、ことし一番の暑さとなりました。最高気温は府中で37.6℃、青梅で37.2℃、東京都心と練馬で37.1℃を記録するなど、各地で猛暑日となりました。
東京消防庁によりますと、都内では熱中症とみられる症状で午後3時までに男女59人が搬送されました。都内が猛烈な暑さとなった原因について中村美公気象予報士は「台風5号が運んできた暖かい空気が残っている。上空1500メートル付近に平年より高い20℃前後の暖かい空気が流れ込んでいて、日本海側から関東北部の山を越えて入ってきた風が山を吹き降りる際に高温となるフェーン現象も起きていると考えられる」と解説します。
都内では9日午後9時ごろまで30℃以上の暑さが続く見通しで、10日も気温が35℃ぐらいまで上がる場所がある予想です。
そんな中、暑さをしのごうと都内のプールには多くの人が訪れました。練馬区の遊園地にあるプールには猛暑の影響か、夏休みの小学生や家族連れなどでにぎわいました。
東京の暑さは、3年後に開催を控える東京オリンピック・パラリンピックでも大きな課題となっています。就任したばかりの鈴木五輪相は「例えばロードレースにはミストなどが必要かもしれない。ハード面の整備、熱中症対策として(水分補給などを)伝えるソフト面での対策も必要。いずれも国の役割だと思うのでしっかり対応していきたい」と話しています。
37℃超! 猛暑に五輪相「対策が必要」
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