東京都議会議員選挙での「都民ファーストの会」の躍進が、国政にも影響を広げています。TOKYO MXは、新党結成の必要性を訴える国会議員キーマン3人の独占インタビューを行いました。今回は、民進党の“離党ドミノ”を広げるきっかけにもなった、都内選出の長島昭久衆院議員です。
新党の必要性を訴える長島昭久衆院議員は4月、民進党からの離党を決断しました。この会見で長島氏は「民進党を離れる決意をした最大の理由は、保守政治家として譲れない一線を示すこと。共産党との選挙共闘という党方針は受け入れ難い」として上で、「小池さん(東京都知事)がチャレンジしようとする姿勢は意義深い」と話しました。
この決断が、民進党のさらなる“離党ドミノ”につながりました。酒井大史都議(当時)は「寛容の精神もなく自らの党運営を省みない現執行体制の下で、党籍を残したまま長島代議士と政治行動を共にすることはできない」と述べ、離党しました。
7月の都議選で長島氏は「都民ファーストの会」の応援に入りました。小池知事が「古い議会を新しく変えるチャンスが来た。忖度(そんたく)の政治、『見える化』どころか隠すことをしてきた古い議会はもういらない」と訴えたのに対し、長島氏は「『今の都議会で本当にいいのか』が、今回の都議選で問われる最大のテーマ」だと応援演説しました。この選挙では自らの元秘書も民進党から都民ファーストの会に移り、当選を果たしました。
長島氏はTOKYO MXの取材に対し「必要な改革を自民党・与党に迫っていく勢力が必要」と語りました。また、「都民ファーストの会の候補者、20代、30代の素晴らしい人材はぜひとも当選してほしいと思ったし、これまでの都議会の体たらくをひっくり返したいというのはあったので、一生懸命応援した」と振り返りました。その上で、小池知事との連携の可能性については「小池さんが東京で訴えている争点・論点は、必然的に国全体でも深掘りして考えないとならないテーマ。『連携』するまでもなく『連動していく』と思う」と話しました。さらに「どういう理念、政策、メンバーでやっていくのかある程度国民の前に示せるには半年ぐらいかかると思う」と、新党結成には政策理念の熟成が必要だとしました。そして、取り沙汰されている松沢成文参院議員らとの新党結成については「限られた人たちと集まるというより、可能性のある人たちともっと広く議論していきたい。(5人で詰めるという)そこに限定する必要はない」と語りました。
しかし長島氏は、若狭勝衆院議員が立ち上げた「日本ファーストの会」との連携については、何をしたいのかが見えないとして、現時点では慎重な考えです。長島氏は「若狭さんが焦っているというと語弊があるが、9月解散、10月選挙の可能性があるので急がねばと切迫感を持って動いているのは、それはそれで多としたいが、あえて言うと、選挙に間に合わせる新党はどうなのかと思う」と語りました。
長島氏は「都民ファーストの会」と「日本ファーストの会」がイコールなのかを見極める必要があるとしながらも、政策理念が合えば連携も視野に入れるとしています。
<独占>長島昭久議員 「小池知事と連動していく」
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