民進党の代表選挙の投開票を行う臨時党大会が東京・港区で開かれ、新しい代表に前原誠司元外務大臣が選ばれました。トップ交代で“離党ドミノ”に歯止めはかかるのでしょうか。
前原氏は地方票、国会議員票など全てで枝野幸男元官房長官を上回り、新しい代表に選ばれました。前原新代表は「自民党しか選ぶものがない、あるいは“まだ形の分からない何か”に対する期待が集まっている。こんな危うい政治状況はわれわれの力で変えていかなくてはならない。きょうこの日が新たな政治の変わり目であったと後で言われるように頑張ろうではないか」と呼び掛けました。
新代表の任期は2019年9月までです。都議選をきっかけに相次いでいる離党者に歯止めをかけ、低迷する党勢の立て直しが第一の課題となります。
これを受けて、民進党東京都連の新体制に向けた動きも本格化していきます。都連の長妻昭会長代行は、9月5日に告示される都連の会長選挙に立候補する意向を示しました。長妻氏は「都連の会長選に出て、都連を立て直す。新しい幹事長と代表と都連の状況を報告して意見交換する機会を頻繁に設けることに尽きると思うので、都連会長になれば心掛けていきたい」と述べました。
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東京都の小池知事は、民進党の新代表に日本新党時代に同僚だった前原氏が選ばれたことについて「これからどういう形で進むのか、今後どんな人事になるのかなど、注視していきたい」と語りました。
一方で、小池知事の側近で新党結成に意欲を示す若狭勝衆院議員は、民進党との連携を強く否定しました。若狭議員は「前原さんが民進党の代表という状態の下で、私が作っていく新党が今後、政治の方向性について共に協力し合うことはない」と述べました。しかし、この代表選を受けて離党する議員との連携については「基本的な政策について考え方が一致していて、民進党を具体的に離党してくるということであれば協議を重ねていくことはあり得る」として、その可能性を示唆しました。
民進党を離党した細野元環境大臣らと新しい会派を結成する意向を明言している東京都内選出の長島昭久衆院議員は「どういう方向性を打ち出すかによって、いろいろな化学反応が起こると思うので、そこは見守りたい」と述べました。
前原新代表の誕生が政界再編の引き金となるのか注目されます。
民進党新代表に前原氏 長妻氏は都連会長選に出馬へ
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