東京都の小池知事が出張視察先のフランス・パリでの3日間の滞在を終えて帰国し、希望の党の当選議員による懇談会に出席しました。懇談会の冒頭で小池知事は、衆議院選挙での自身の言動について謝罪しました。
25日午前8時半すぎに成田空港に到着した小池知事は、報道陣の取材に応じました。小池知事は「選挙結果は本当に厳しいもの。幾つも反省材料がある。基本的に国政の方向性、運営などについては、議員になった方々を中心にして進めていくことになる」と述べました。この上で、党代表の進退については「創業の責任がある。そこを見極めないといけない」と慎重な考えを示しました。また、一部の議員が求めているとされる解党については、明確に否定しました。小池知事は「解党することは責任の取り方としては良くない。1000万人近くの人が『希望の党』と書いた事実をしっかりと胸に刻まないといけない」と述べました。
自民党が284議席の大勝となった一方、希望の党が獲得したのは公示前の勢力から7議席少ない50議席にとどまり、党の立て直しが急がれます。
小池知事は選挙結果を受け、パリで「都民の希望もしっかりと受け止めて、都政にまい進していきたい」と発言していました。帰国した小池知事に改めて「都政にまい進してもらえるのか、都民の不安もあるかと思うが」と尋ねると「その点の不安はない。都政はしっかりと、これまで以上に取り組んでいきたい」と答えました。また、「都政の課題は何から最優先で着手していくのか」という質問には「これから予算編成があるので、あくまで都民ファーストの予算づくりを私自身も楽しみにしながら、都民ファーストの実現に一つずつ丁寧に大胆に進んでいきたい」と答えました。
成田空港を後にした小池知事は、東京都庁で台風21号による都内の被害状況について報告を受けた後、午後3時から衆院議員会館で開かれた希望の党の議員を集めた懇談会に出席しました。
懇談会で小池知事は笑顔で一人一人と握手する一方、あいさつでは「政策が合わない候補者を排除する」などとした自らの発言について謝罪しました。小池知事は「私の言動によって同志の皆さまには大変ご苦労をお掛けした。多くの方々を傷つけたことも改めて謝りたい」と謝罪した上で「政党たるものは理念、政策が一致しなければいけないと強調したが、言葉が歩いてしまったことが結果。この責任もしっかりと心に刻んでおきたい」と述べました。
また、小池知事は「国政は国会議員に委ねる」とし、党執行部の人事については所属議員が協議して決めていくことを提案しました。
知事と代表の「二足のわらじ」を履く小池知事が、野党第2党となった希望の党をどのようなかじ取りしていくのか、都民・国民の視線が注がれています。
希望の党 議員懇談会で小池代表が謝罪
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