東京・江東区と大田区の間で懸案となっている、東京湾の中央防波堤埋立地の帰属を巡って、江東区議会の本会議で、東京都の調停案を受け入れる議案が全会一致で可決されました。
中央防波堤埋立地の帰属を巡っては、協議してきた大田区と江東区が東京都に調停を申請していました。都が示した調停案は86%強を江東区、14%弱を大田区に帰属させるもので、成立には両区の区議会での議決が必要です。
25日に開かれた江東区議会の本会議で、江東区の山崎区長は「調停案は江東区の主張も反映された中立的、合理的なものと考え、大局的見地から受諾すべきと判断した」と調停案を受け入れる議案の提出理由を述べ、全会一致で可決されました。
一方の大田区では「受け入れない」とする議案がすでに委員会で可決されていて、29日の本会議で審議されます。これに対し江東区の山崎区長は25日の江東区議会で「大局的見地に立って都民全体の利益を考えれば、早期解決を図るべく、双方に結果を受け入れる重大な責任がある」と述べました。
大田区が受け入れを拒否した場合、東京都の小池知事による裁定か、区同士の訴訟となる可能性があります。
“領土問題” 江東区議会は調停案を受諾
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