東京・豊洲市場の開場日の決定が先送りになるなど、混乱が続く市場移転問題について、移転先の豊洲がある東京・江東区の山崎区長は15日の会見で、受け入れの条件とする観光施設の整備を東京都に改めて求める考えを示しました。
移転を巡っては、業界側は豊洲市場の開場日を2018年の10月11日とする方針を固めています。しかし、受け入れの条件とする観光施設の整備について見通しが立っていないことから、山崎区長が「受け入れを再考せざるを得ない」と難色を示したため、決定を先送りしていました。
15日に会見で山崎区長は「気持ちよく江東区が受け入れられる、みんなが拍手して迎えられるようにしてください。それは東京都のやる仕事」とした上で、「にぎわい施設ははっきりとした見通しを立ててもらわないとならない。天下の東京都との約束ですから、はっきりと東京都に求めていきたい」と述べました。
山崎区長の方針について東京都の小池知事は10日の会見で「にぎわい(施設)の部分は、これから開場に向けてできるだけタイミングを合わせたいというのが江東区の気持ちだろう。その辺りもよく捉えて、都としても今後とも調整を図っていきたい」と述べ、理解を求めていく考えを示しています。
山崎区長によりますと、14日に東京都の市場長が区役所を訪れましたが、受け入れの条件を伝えただけで「進展はない」ということです。
混乱続く市場移転問題 江東区長「観光施設は都との約束」
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