20日の日本列島は、全国的に今シーズン一番の寒さとなりました。冷え込みが急激に強まり、寒い季節に楽しみとなる鍋料理の具材にも影響を与えています。
20日の東京都心は最低気温が3.6℃を観測し、11月中旬としては43年ぶりの寒さになりました。先週末から寒気の影響で、師走並みの冷え込みが続いています。
そして気温が下がってくると食べたくなるのが温かい鍋料理です。しかし、この寒さは鍋の具材の価格にも影響を与えています。
都内のスーパー・サンケイスーパー大田中央店の青果部チーフ・此本文紀さんは「寒くなってきたので、温かいものを食べたいというお客さまは多いが、鍋物関係は高くなっている」といいます。急に寒くなったことで、一部の野菜は供給が追い付かない状況が起きているというのです。
鍋に欠かせないハクサイは、例年であればこの時期には半分で100円ほどの価格が、11月20日は158円で、1.5倍になっています。
さらに、鍋に使われる具材の中で、この1カ月の値段の上昇が顕著なのがキノコ類です。このスーパーでは、キノコ類の値段が1カ月の間で1.5倍から高いもので2倍ほどに上がっています。
サンケイスーパーの此本さんは「少し前まで暖かい日が多かったので、ある程度(キノコの)出荷調整をしていた部分があるが、急に寒くなって需要が高まり、供給が間に合っていない状況が続いている」といいます。
野菜の高騰については、10月に相次いだ台風で産地が大きな打撃を受け、それによって野菜の供給不足が続いたことも価格高騰に影響しているといいます。
買い物客からは「主人は野菜が好きなので、野菜を毎日用意しているが、やっぱり高いですよね。毎日いろいろ安いものを買って補っています」「すごく高いです」「家族そろって鍋好きなので、週末には鍋料理をすることも多いが、ハクサイも高いので、ちょっとかさ増しにモヤシを入れたりしている」など、苦労している声も聞かれました。
気になる今後の野菜の価格ですが、担当者は「年末年始で今後も野菜の需要が高まることから、価格が高い状態が続く」とみています。
野菜価格が高騰 強まる冷え込み
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