いま人気を集めている東京都の施設を巡るツアーをご存知でしょうか。川の水を管理する施設など、都民の暮らしを支えるインフラを観光資源として活用する取り組みが体験できます。
東京都として初の取り組みであるモニターツアーは、船に乗って湾岸エリアを見学したり、川の水を管理する施設の中に入ったりして、都民の暮らしを支えるインフラについて理解を深める狙いです。
東京都は東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年に外国人観光客を2500万人まで増やすことを目標としていて、目を付けたのがインフラを活用した観光です。担当者は「この大きな東京がどう支えられているのか知ってもらいたいと思いツアーを計画した」と述べました。
杉並区にある河川の水を管理する施設は、地下約50メートルにあり、深さはマンション14階分に当たるそうです。エレベーターを降りた先には、大きなトンネルが通っています。このトンネルは、直径が12.5メートル、長さが4.5キロもあるといいます。
どうしてこんな巨大なトンネルが地下にあるんでしょうか?施設の担当者は「大雨のときに神田川が溢れるのを防ぐため、環七通りの地下に水を貯める施設を造って下流で溢れるのを防いでいる」といいます。
2008年ごろまで神田川中流域では、水害が多発していて、その対策としてこの調節池が造られました。ツアーに参加した人は「家の近所にこんなのがあるんだなとびっくりした」「暗くて大きくてびっくりした」「ただただ巨大さにのまれるような感じ」と話していました。
東京都はモニターツアーで集めた意見を「水の都東京」のPRに生かしていく考えです。
人気のインフラ観光 巨大トンネルを体験
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