東京・浅草で記念写真を撮影するスポットとしておなじみの、金色に輝くランドマークの姿が見られなくなっているとして、周辺で話題となっています。
隅田川に架かる吾妻橋の周辺は、東京スカイツリーと一緒に目を引く金色のオブジェが写真に収められるとして、多くの観光客が記念撮影する絶好の場所となってきました。しかし現在、オブジェは工事をしていて外から全体を見ることができません。
街の人からは「昔からよく車で通っていたので悲しい」「なぜこういう状態になっているのか知らない」「全く分からない」などといった声も聞かれました。長年親しまれてきたシンボルは撤去されてしまうのでしょうか。
このオブジェを所有しているのは、ビール製造などで知られるアサヒグループです。オブジェの隣にある本社で対応した担当者は「塗装工事の最中」(アサヒプロマネジメントの今泉慶一さん)と明かしました。
オブジェのタイトルは「フラムドール」で、フランス語で「金の炎」という意味だといいます。「飛躍する心の炎」を表していて、1989年に企業の創業100周年を記念して制作されました。長さおよそ44メートル、鋼鉄製で重さ360トンあるオブジェを見下ろせる場所から眺めると、金色に光り輝き、大変大きいことが分かります。
オブジェは色を塗り直すだけでも9月下旬から2カ月半かかっています。担当者は「前回の塗装から12年がたち、色があせてきた。美観を整えるという意味で塗装工事をしている」と話します。銀色の下地を塗った後、新たな金色を塗り直す作業も大詰めを迎えていて、15日のお披露目に向けて足場の撤去が進められています。担当者は「東京五輪・パラリンピックに向けて観光客も増えている。ぜひ浅草に来て、きれいになったオブジェの姿を楽しんでもらいたい」と話しています。
生まれ変わる金のオブジェは、今後ますます多くの観光客を出迎えることになりそうです。
金のオブジェ、間もなく復活 東京・浅草の名物
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