東京・荒川区の日暮里駅と足立区の見沼代親水公園駅を結ぶ「日暮里・舎人ライナー」は2008年の開業から乗客が増え続け、最近はラッシュ時の混雑緩和が課題となっています。そこで、12月14日から「早起き」に特化したキャンペーンが始まりました。
日暮里・舎人ライナーを運営する東京都によりますと、電車の乗客は開業した2008年に比べておよそ1.6倍に増えました。特に赤土小学校前駅-西日暮里駅間の混雑率は最大でおよそ188%に上り、混雑の緩和が大きな課題となっています。
乗客からは「(車内は)すごく混み合っていて押し合いという感じ」「立っているのも大変で、つり革につかまれないこともある。足の力で頑張っている」「列車の本数は増えているが混雑はあまり変わらない。なんとかしてほしい」という声も聞かれます。
こうした中、東京都は早朝の利用を推進するキャンペーンを始めました。ラッシュがピークとなる時間帯の前に、見沼代親水公園駅-赤土小学校前駅間の駅改札の専用端末をIC定期券でタッチするとポイントが付いて、2万5000円相当の高級グルメカタログギフトなどの景品が抽選で当たる仕組みになっています。
東京都交通局の吉浦宏美担当課長は「少し早起きをすると快適に通勤ができることに気付いてもらい、日常生活に反映してもらえればありがたい。より早く分散して乗ってもらえるよう、始発から対象の時間とした」と話しています。
キャンペーンは5年目で、2016年は前の年に比べて参加する人が20%増えたということです。官民が協力して勤務時間の変更や在宅勤務の導入などに取り組む「時差ビズ」が始まったこともキャンペーンを後押ししているといいます。交通局の吉浦担当課長は「今回の早起きのキャンペーンと時差ビズの取り組みを一緒に関連させながら続けていきたい」と話しています。
「早起きは三文の徳」となるのでしょうか。このキャンペーンは2018年2月28日まで行われます。
ラッシュ緩和策に豪華景品 混雑激化の日暮里・舎人ライナー
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