東京都庁は1月4日が仕事始めとなりました。東京都の小池知事は早速、2018年度の予算編成に着手し、前年に連携を解消した公明党とも和やかな雰囲気であいさつを交わすなどして都政改革への意気込みを新たにしました。
笑顔で仕事始めを迎えた小池知事は約700人の職員に新年のあいさつをし、今年の干支(えと)の「戌(いぬ)」になぞらえ、スピード感を持って都政に取り組んでいく決意を示しました。小池知事は「今年は戌年。犬は1年で人間の7年分成長するといわれている。時代は激しい変化の中にある。スピード感を持って東京の明るい未来に向けて尽力していきたい」と年頭のあいさつをしました。
その後、小池知事は早速、2018年度の予算編成に向けて、知事自らが事業の必要性や経費の内容を精査する作業に取り掛かりました。小池知事は「今年度の予算は都民ファーストをベースにした予算だったが、新年度の予算はさらに徹底していきたい」と語りました。正式な予算案は1月26日ごろにまとめられ、2月に開会する都議会に提出されます。
ただ、予算を通す上で不可欠なのが都議会の賛成です。公明党は2017年、小池知事の国政進出をきっかけに連携を解消していて、知事と一定の距離を置いています。しかし、4日は小池知事があいさつに訪れると、知事の姿勢を批判していた公明党の幹部もにこやかに握手に応じました。
明るく新年のスタートを切った小池知事は「東京五輪・パラリンピック、ラグビーW杯、豊洲の移転などいろいろと迫っているカレンダーもあるので、一つずつ丁寧に、かつ大胆に進めていきたい。種まきから実行の年ということになると思う」と語り、山積した課題の解決へ改めて意欲を示しました。
新年のあいさつで小池知事と公明党とのやりとりは和やかでしたが、公明党は小池知事に対する姿勢を変える方針はないとしています。公明党の幹部はTOKYO MXの取材に対し「新年のあいさつなので和やかな雰囲気をつくったが、2月の都議会で知事が主導している入札制度改革について、公明党独自の改善策を知事に提案する方針だ。今後も是々非々のスタンスは変わらない」と話しています。
小池知事、仕事始め 公明党とも“和やか”ムード
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