晴れ着を着られない新成人が相次ぐ問題を起こした業者について、東京・八王子市の店舗で契約していた人の被害総額が少なくとも8000万円に上ることが分かりました。
この問題は八王子市などに店を置き和服の販売などを手掛ける「はれのひ」が突然営業を取りやめ、成人の日に晴れ着を着られない新成人が相次いだものです。成人式当日、八王子市の会場で新成人の1人は「はれのひで予約した友達は着物を着られず、スーツで参加していた。意気消沈して、成人式に来なくなった子もいた」と話していました。
警視庁によりますと、八王子店で契約していた被害者から11日朝までにおよそ280件の相談が寄せられ、被害総額は少なくとも8000万円に上ります。また、八王子市の消費生活センターにもこれまでに113件の相談がありました。八王子消費生活センターの大日向由紀子所長は「カードやクレジットで支払いをしていた場合は、クレジットカード会社や信販会社に連絡して対応を取る方法もあると案内している」と話します。相談内容には、ことしの成人式に晴れ着が届かなかったというだけでなく、来年以降の成人式や大学の卒業式での契約に関するものもあったということです。
警察は詐欺の疑いを視野に「はれのひ」の経営状況などを調べています。
東京都や八王子市はそれぞれ、消費生活センターでこの問題について相談を受け付けています。
■八王子市消費生活センター
電話:042-631-5455(月曜~土曜,午前9時~午後4時半)
■東京都消費生活総合センター
電話:03-3235-1155(月曜~土曜,午前9時~午後5時)
晴れ着トラブル 少なくとも8000万円の被害か
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