22日の大雪は、東京都内に交通機関の乱れなど大きな混乱をもたらしました。多摩地域では野菜の収穫が遅れ、開園できない動物園もあります。
東京・日野市にある馬場雅一さんの畑は、一面、雪景色のままです。ここでホウレンソウや白菜などを育てている馬場さんは、雪かきに追われています。雪が降る前に凍りやすい大根など一部の野菜は収穫しましたが、寒さよけのトンネルが雪で押しつぶされ、傷んでしまった野菜もあるといいます。馬場さんは「つぶれてしまった野菜は1~3週間ぐらい出荷が遅れる。4年に1回ぐらいドカンと雪が降っているので覚悟していたが」と話していました。また、雪と寒さの影響で、3月に予定しているキャベツの収穫は1、2カ月ほど遅れる可能性もあるということです。
一方、20センチを超える雪が積もった羽村市動物公園は雪かきが終わらず、23日から休園が続いています。エミューの展示スペースでは、鳥インフルエンザ対策で張ってある野鳥よけのネットが雪の重みで落ちたままの状態となっています。また、雪の影響で、ヤギが室内から外に出られたのは2日ぶりだといいます。羽村市動物公園の大石誠リーダーは「膝下ぐらいまで雪が一面積もっている状態なので、とてもでないがヤギを出してあげられなかった。“通勤路”を作ってあげて、やっと外で伸び伸びとしているのでは」と話していました。動物園は、雪や地面の凍結で動物や来園者が転ばないように対策を進めています。しかし、寒さで動物たちが展示スペースに出てこない可能性があることや、園内の道がぬかるんでいることなどから、25日も休園する予定です。
東京消防庁によりますとこの大雪で22日から24日午後1時までに、転んでけがをしたとして、473人が病院に運ばれています。道路に残った雪が冷えて固まり、とても危険な状態となっているため、自動車を運転したり歩道を歩いたりする際には十分な注意が必要です。
大雪から2日…動物園は休園続く 東京・多摩地域
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