大雪の影響で一部の路線で通行止めが続いていた首都高速道路は、4日ぶりに全ての路線で通行が再開されました。
まだ雪の残る首都高速道路では、22日の大雪から4日がたった26日まで、5号池袋線の一部区間などで通行止めが続いていましたが、26日午後2時すぎに全線で通行が再開されました。4年ぶりに都心を直撃した今回の大雪で、首都高の通行止めは最大で230キロに及び、全線開通まで90時間を超えました。これは過去最大規模の雪による通行止めだということです。
中央環状線の山手トンネルではおよそ10キロの渋滞が発生し、解消まで最大で10時間ほどかかりました。25日の会見で、首都高速道路会社の宮田年耕社長は「今回の積雪において、対応の不備で大変な迷惑を掛けたことを深くおわびする」と謝罪しました。また、首都高は渋滞の発生から1時間ほど、事態を把握していなかったことを明らかにし、宮田社長は「見通しが甘かった」と謝罪した上で、再発防止策を検討するとしました。
大雪による大規模な交通のまひについて街の人からは「結構降りましたからね。ただ、毎回毎回、交通がまひするのでは困る」「(首都高が走る都心は)建物が高く日陰なので、整備できないのは仕方ないかな」などといった声が聞かれました。
また、タクシー会社も雪の影響を大きく受けました。大和自動車交通・タクシー事業統括部の片根義博課長は「首都高が通行止めになってしまうと一般道に集中し、渋滞が発生する。お客さんが本来求めている、早く目的地に着きたいというのがかなわず、大変申し訳なく思っている」と話しています。
今回の大雪で、都心の交通網のもろさが改めて明らかになりました。厳しい寒さが続く中、速やかな対応が求められています。
首都高の通行止め全線で解除 大雪から4日
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