2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、東京の渋谷駅周辺で大規模な再開発が行われています。3月7日、報道陣に渋谷駅東口の地下広場が公開されました。
渋谷駅東口の地下広場は渋谷ヒカリエや宮益坂のすぐ近くで、現在、急ピッチで建設工事が進められています。東急電鉄は9つの大型再開発を進めていて、東口地下広場は再開発の中核を担う「渋谷スクランブルスクエア東棟」と渋谷駅をつなぐ重要な施設です。
渋谷駅構内は電車の乗り換えが複雑で、この課題を克服するために整備されるのがこの東口地下広場です。まだ接続されていない壁の向こう側には東京メトロの半蔵門線と副都心線の改札があり、地下から地上に進むとすぐにJRの改札に行けるようになって、これまでよりもスムーズに乗り換えられそうです。東急電鉄の小野浩之課長補佐は「渋谷駅は1日当たり300万人が利用するが、今までは駅前広場の空間が狭いという課題があった。地下と地上の乗り換え導線にも寄与するので、乗り換えの利便性が高まる」と話しています。
また、地下広場の天井は高く造られていますが、天井が一段低くなっている部分は「渋谷川」の流れです。渋谷川は前回の東京オリンピックの時に「道路を通す」などの理由で水路が覆われましたが、2020年に向けて再生する工事が進められています。
そして、災害への備えも強化されます。渋谷駅はすり鉢状の地形の最も低い場所にあるため、浸水被害を受けやすいのが課題です。そこで、地下広場よりもさらに深い、地上からおよそ25メートルの場所に貯水槽が造られ、最大で4000トンほどの雨水をためることができるようになります。
利便性の向上と災害への備えを図る渋谷駅東口の地下広場は2019年秋に一部の利用が始まります。
渋谷駅東口 地下広場の工事を公開!
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