東京・狛江市の高橋都彦市長が複数の女性職員にセクハラ行為をした疑いが持たれている問題について、14日、市議会の予算特別委員会が開かれ、セクハラ疑惑に対する議論が続きました。
委員会では議員から「第三者による調査が必要ではないか」「組織的にセクハラ行為を隠蔽(いんぺい)しているのではないか」などといった指摘が相次ぎました。西村敦子市議は「セクハラ行為を受けて嫌な思い、悔しい思いをしている女性がいる。市長が行為者ならば、公職に当たるものとしてその責任は取るべき」と述べました。
事の発端となったのは、女性職員が受けたセクハラ被害を記した文書です。「夜に誘われることが多くて困っている」「口を付けたグラスのお酒を飲まされて困った」などといった行為を行ったのは高橋市長ではないかという疑惑が持ち上がり、市長は「心当たりはない」と否定しています。
会議の後、西村市議は「きちんと調査されていないことと、セクハラ行為者がなぜ処分をされていないのかが、非常に問題」と語りました。一方、対応に当たった狛江市・総務部職員課の立道雅央課長は「事情聴取中なので、詳しいことは差し控える」と述べました。「被害者は現段階で何と言っているのか」と記者から問われると「それも差し控えさせてもらう」、「なぜ言えないのか」と問われても「いま事情聴取中。まだ行っているところ」と繰り返しました。
セクハラ疑惑の浮上で、14日の予算特別委員会には大勢の市民が傍聴に来ることが予想され、会場は広い本会議場が検討されました。しかし結局、委員会は一般傍聴者が10人しか入れない会議室で開かれました。
一部の議員の反対で会場が狭い会議室になったことに対して、市民からは「きょうはいっぱいで、(傍聴に)入れなかった。買い物して帰る」「きちんと堂々と説明すべき。できるだけたくさんの市民に見てもらうのが本来の市政の在り方だと思う」「市が相談を受けているわけで、誰がやったか分かっているはず。一日も早く明らかにすべき」などといった声が聞かれました。
セクハラ疑惑の真相は明らかにされるのでしょうか。市議会の予算特別委員会は15日も続きます。
東京・狛江市長のセクハラ疑惑 議会で議論も…傍聴席は10席だけ
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