まだ食べられるのにもかかわらず捨てられている食べ物の削減を呼び掛ける催しが東京・千代田区で行われ、東京都の小池知事は「オリンピックの選手村で提供する食材を余らせない工夫が必要」と訴えました。
東京都が初めて開いた「食品ロスもったいないフェスタ」には、東京都内の自治体や食料品を扱う企業など30の団体が参加しました。この中で小池知事は「みんなで努力することが日本の『食品ロス』が減ることにつながる」と訴えました。
東京都によりますと、本来食べられるのにもかかわらず捨てられている「食品ロス」は全国で年間621万トンで、この量は1300万人の東京都民が1年間に食べる食品の量に当たるということです。
東京都内に本社を持つ大手製パン会社の“食パンの耳の部分を型抜きして作られている商品”では、余ったパンの耳の部分がラスクに生まれ変わっています。他にも、余ったパンの耳をパン粉に加工して、家畜の餌や肥料として再利用しているということです。また、埼玉にある生活協同組合連合会では、形がいびつで不ぞろいな野菜や果物を2割から3割ほど安く販売することで、生産者と消費者に喜ばれているとPRしました。
小池知事は「オリンピック選手村を作る際、選手の皆さんに日本の食材を提供しつつ、食材が余らないように工夫しながら運営していこうと考えている」と語りました。東京都は2030年度までに食品ロスを半減することを目標に掲げていて、都民の意識を高める取り組みを進めることにしています。
もったいないフェスタで小池知事 「五輪選手村の食材余らせない」
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