犯罪を未然に防ぐため、住宅やその付近を歩き回ることなどを取り締まる東京都の条例改正案が、東京都議会の委員会で賛成多数で可決されました。委員会室には改正案に反対する傍聴人からのやじが飛び交うなど、騒然とする場面もありました。
東京都が施行を目指す「迷惑防止条例」の改正案は、付きまとい行為による犯罪を未然に防ぐため、新たに「住宅などの付近をみだりにうろつくこと」などが加えられています。ただ、規制の対象となるのは「悪意」が認められた場合で、この点について「悪意」かどうかの判断が警察によって恣意的に行われるのではないかなどの懸念が都議会に1000件以上寄せられているということです。
22日の委員会には定員の2倍となる40人の傍聴人が訪れ、成立の反対を求める声を上げた人が退場を命じられるなど一時騒然とする場面もありました。
各会派からは「現行の条例で取り締まれない悪質な行為を規制できる」「乱用を防止する規定があり、権利を侵害するものではない」などの意見が出て、共産党以外の全ての会派が賛成し、可決しました。条例改正案は29日に開かれる本会議での可決・成立を経て、7月に施行される見通しです。
議会騒然…「悪意」どう決める? 東京都の迷惑防止条例案
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