東京都政の運営に大きな影響を与えてきた外部の特別顧問が、3月末で廃止になるのを前に、最後の会議に出席しました。東京都の小池知事は「新しい視点を頂いた」と特別顧問の功績をたたえ、今後も都政改革に取り組んでいく姿勢を示しました。
小池知事は3月末でポストが廃止となる特別顧問らに「客観的な第三者の視点から多くの助言・提言を頂いた。ご苦労を掛け、新しい視点を提供していただいたことを心から御礼申し上げる」と述べ、これまでの労をねぎらいました。弁護士や公認会計士、経営コンサルタントなどが務める特別顧問は、東京オリンピックの経費削減に着手し、整備費用が膨らんでいたボート会場の見直しを提案するなど、小池都政の象徴的な存在でした。
しかし3月9日、小池知事は副知事や局長を中心とする改革体制をつくるため、月末での特別顧問の廃止を決めました。小池知事は会見で「特別顧問などの方々は3月末をもってポストの廃止に伴い、任務をひとまず区切りとする」と述べていました。
28日の会議で、小池知事に近い上山信一特別顧問(慶応大学教授)は「都民から寄せられた苦情に耳を傾け、今後の事業に生かしてほしい」として、「『苦情は改善の山』。生の言葉を収集してからスタートしてほしい」とエールを送りました。
会議終了後、小池知事は一人一人に声を掛け、感謝の気持ちを伝えました。「改革の土台が築かれた」と自負する小池知事ですが、新たな職員主体の体制では成果が求められそうです。
会議後、特別顧問の一人は「いろいろ勉強させてもらった。都庁の職員と日々接する中で、改革の精神が根付いていることを感じた。今後も要請があれば協力していく」と話しています。
“小池都政の象徴” 知事、廃止の特別顧問の功績たたえる
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