子どもがいる部屋や車の中でたばこを吸わないよう求める東京都の条例が4月1日から施行されました。私的な空間を規制対象にすることや、罰則なしの条例に、都民からはさまざまな声が上がっています。
条例は「たばこの煙から子どもを守ることが都民の責務」と定めていて、家庭などのプライベートな空間の喫煙を規制する全国で初めての条例として施行されました。家庭や車の中のほか、学校や公園などで子どもがたばこの煙にさらされないように努めることを求めていますが、違反した時の罰則は設けられていません。
これについて都民からは「街中では自分が気を付けても、吸っている人がいる。制度は親としてうれしい」「罰則は付けるべき。なんでそういう骨抜きなことをするんだ。形だけやったというのは良くないし、やるのならきちんとした方がいい」「今の段階では罰則は無理かしらね。自主的に任せるしか仕方ないのか」などさまざまな声が聞かれました。
一方、受動喫煙対策を巡っては、東京都庁の中でも取り組みが進められています。都は4月1日から職員の喫煙室の利用を禁止したほか、都議会議事堂でも全面禁煙が始まりました。
東京都はこのほか、都内の飲食店などを原則禁煙とする罰則付きの条例案を6月の定例会にも提出する方針で現在、検討を進めています。
<子どもの受動喫煙防止 規制の対象場所は?>
4月1日に施行された「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」は、違反をしても罰則がなく、都民に対して努力義務を課すというものです。ここでいう「子ども」とは、18歳未満を対象としています。
喫煙が規制される具体的な場所として「自宅などであっても子どもがいる部屋」「子どもが乗っている車」、さらに、子どもが集まるような公園、広場、学校、児童福祉施設、小児科などと、その周辺の道路も条例の対象となり、喫煙が規制されます。
罰則はなく、子どもがたばこの副流煙で受動喫煙をしないためにも、喫煙者は子どもが近くにいる場所ではたばこを控えるようにと、東京都が条例で“お願い”をしているものです。条例は施行から1年後に内容を検討し、必要な対応を取るとされています。
東京都の「子どもの受動喫煙防止条例」が施行 罰則なし
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ