東京・府中市で、ごみの収集日などを載せたカレンダーが一部の地域に配布されず、市に1万件以上の苦情が寄せられているニュースを4月4日のTOKYO MX NEWSでお伝えしました。その後、東京・葛飾区でも同じように配布漏れが起きていることが分かりました。配達を請け負っているのは、府中市と同じ業者です。
葛飾区は「ごみカレンダー」を10年ほど前から作成し、各世帯に配布してきました。2018年度のカレンダーは2月下旬までに契約した業者がおよそ25万世帯に配布するはずでしたが、4月7日時点でカレンダーの未配達がおよそ2300部あり、区は直接窓口で渡したり、郵送するなどの対応を取っています。葛飾区清掃事務所の森孝行所長は「(問い合わせは)4月1週目が多かった」と話します。配布されていない地域の一つ、新小岩一帯では、およそ80世帯に配布されておらず、清掃事務所の職員が直接配布するということです。区民からは「ごみカレンダーはやはり必要。よく見ますよ。ないと不便」「4月に入っているし(未配布の人には)早く渡してほしい」などといった声も聞かれました。
配布を請け負っているのは府中市と同じで、新宿区にある会社です。9日、この業者に何度電話をかけても応答はありませんでした。葛飾区清掃事務所の森所長は「業者がどのような対応をしたのか報告を受けていない。区でも分かっていない部分があるので、早急に把握したい」「区内の実状に詳しい方に配布をお願いする方法などを検討する必要があるのではないか」と話しています。業者は区の入札で決まっていましたが、問題を受けて葛飾区は今後、業者の選び方などについて見直しを検討する方針です。
<府中市は5万部増刷 費用は業者に?>
一方、すでにカレンダーが届かないという苦情が1万件以上寄せられている東京・府中市は問い合わせに対応しようと、応急措置として、職員が市役所のプリンターを使って5月分までの「臨時のカレンダー」を印刷しました。このカレンダーは9日午前中だけで6000部ほど刷り上がり、府中市は郵送や窓口で渡すことにしています。さらに、カレンダーを5万部増刷することを決めていますが、郵送したり直接投函したりするなどして、届くまでに2週間ほどかかるとみられています。印刷費用だけでおよそ500万円かかる見込みで、今後、府中市は業者に対して費用を請求するかどうか検討する方針です。
東京・葛飾区でも「ごみカレンダー」届かず 府中の未配布と同じ業者
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