東京・狛江市の高橋市長が複数の女性職員にセクハラ行為をした疑いが持たれている問題について、聞き取り調査が行われ、その報告会議が17日に開かれました。高橋市長や市の幹部が出席した会議の音声を入手しました。
まず、これまでの経緯について振り返ります。疑惑の発端となったのは、市役所内の「ハラスメント相談」の資料です。そこには『■■(黒塗り)が口を付けたグラスのお酒を飲まされて困った』『エレベーター内でお尻を触られた』など、セクハラに関する相談が書かれていました。この「加害者」とされる人物が高橋市長ではないかと市議会などで追及されましたが、高橋市長はこれを完全否定しています。
当初、高橋市長は「この文書は、担当者が想像とメモで作成した私文書である」としていました。しかしその後「公文書である」と考えを改めましたが、内容については「書いた人の記憶や伝聞で作成すると、誤りもある」として、セクハラ行為を否定しています。
そもそも、この文書は「セクハラ被害を受けた」とする職員が市の担当者に相談をして、その内容を別の職員に報告して書かれています。高橋市長がこの公文書の内容に「誤りがある」とした根拠の一つに、被害者と思われる女性から「ここに書かれている人物が私ならば、私は相談していません」と報告を受けているからとしています。つまり、ここに書かれているようなセクハラ被害を受けたとされる女性が「私は相談をしていません」と、市長に報告したということです。
その後の市の調査で、文書を書いた職員と相談した職員から聞き取り調査が行われ、その報告の会議が4月17日に開かれました。高橋市長をはじめ、市の幹部など11人が出席した会議の音声を入手しました。音声データの一部をまとめました。
上田総務部長:「記述者に確認したところ、平成28年(2016年)6月ごろに聞いた内容で、その際にメモは取っていないが、記載内容は想像で書いたものではない。『報告した内容については当時、事実だったと認識していて、間違いないことと記憶している』ということだった。調査結果は以上であり、原文の内容を把握している私の見解だが、事後に申し入れがあった件を除いて、記述の全てが事実と異なるということはあり得ず、あえて事実と異なる記載をしたとは思えない」
高橋市長:「いま報告の通りであれば特に問題ないと思うし、処分という話には当然ならない話だと思う。ただ、一方で、相談者と思われる人物から『相談していない内容が情報公開文書に書かれている』という相談の記録も存在しているということなので、相談者へは適切に対応してもらいたい」
この音声からは、非常に分かりにくい言い回しですが高橋市長は「この文書には、相談していない内容が書かれている」と主張しています。また、相談した人には適切に対応するように求めています。
会議の議論は、文書に書かれている「セクハラの有無」についてではなく、途中から話がすり替わり、「文書の信ぴょう性」について議論されていきます。
会議の参加者:「でも、なかったと言っているんでしょ? あったと言っているわけじゃないんでしょ? なかったということに関して、その文書の真偽に関して、市の信用が失墜している。セクハラうんぬんじゃなくて。それに関しては、職員としてはどう考えているんだ?」
上田総務部長:「われわれは証拠がない限り、何も言えない。ただ、引き継ぎ文書を書いた人も相談を受けた人も、事実を書いているということで信じるしかない。ただ、そのことで二次被害が起きることは問題あると思うので、これ以上の追及はしない方向で考えている」
参加者:「それはちょっとおかしいですよ。それで市の文書管理が大いに否定される。ようは、虚偽の申し入れかもしれない。それで市の文書管理の在り方自体が記者会見で追及されている。セクハラうんぬんじゃなくて。市全体の文書の信頼性が損なわれているんですよ」
セクハラ疑惑の話からそれて「文書の信ぴょう性が疑われ
東京・狛江市長のセクハラ疑惑 相談文書の真偽は?
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ