日本大学のアメリカンフットボール部の選手による悪質な反則問題で、日大の選手たちが29日夕方、声明文を発表して謝罪しました。
日大アメフト部の選手たちが発表した声明文には、関西学院大学アメフト部や関係者への謝罪、警察の捜査や大学が設置する第三者委員会の調査に全面的に協力する姿勢、さらには「可能であれば、宮川選手にチームに戻ってきてほしい」という思いなどが書かれていました。
<関学大アメフト部OB・キャスター有馬隼人の視点>
私も文書を読み、監督やコーチと選手たちの関係について注目しました。選手たちは「監督らの指示を、盲目的に従ってきた」「勝利のために必要なことを深く考えることもなく、信じ切っていた」「監督・コーチとの間や、選手間でもコミュニケーションも十分ではなかった」と記しています。そして、「私たちのふがいない姿勢が、今回の事態を招いてしまった一因であろうと深く反省している」とも書かれています。
選手たちが十分に話し合って、頭を悩ませ、言葉を選んで今回の声明文に至ったのだと感じ取ることができます。
<関東学生連盟、日大前監督らの処分発表へ> (※29日午後6時の放送より)
日大のアメフト部や内田前監督への処分は、29日午後8時半からの会見で発表されます。関東学生アメリカンフットボール連盟の罰則規定には、重いものから順に「除名」「資格剥奪」「団体活動の一時停止または無期限停止」「公式試合の出場停止」などの処分があります。内田正人前監督と井上奨前コーチは「永久追放」に相当する「除名」が、森ヘッドコーチは「資格剥奪」が、宮川選手と団体としての「日大のアメフト部」には「出場停止」の処分が検討されているとみられます。また、学生連盟は、悪質なタックルは内田前監督と井上前コーチの指示と認定する見込みです。
関東学生アメリカンフットボール連盟はこの後、調査をした内容と、どのような根拠から「反則を監督とコーチの指示と認定したのか」もしくは「することができなかったのか」、会見で明らかになるとみられます。
■有馬隼人キャスター
関西学院大学アメフト部出身。中心選手として学生日本一を経験。2017年10月からTOKYO MX NEWS(平日午後6時~)のメインキャスター。
有馬キャスターの視点 日大選手声明文のポイント
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