日本大学アメリカンフットボール部の選手が悪質な反則をした問題で、関東学生アメリカンフットボール連盟は5月30日夜、臨時の理事会を開き、日大の内田正人前監督と井上奨前コーチの指示があったと認め、永久追放に相当する、最も重い「除名」処分としました。また、森琢ヘッドコーチを2番目に重い「資格剥奪」処分、悪質なタックルをした選手と日大チームを条件付きで「2018年度シーズン終了までの出場資格停止」としました。
調査は、問題の試合の3日後の5月9日に始まり、28日まで続けられました。調査は、日本大学・関西学院大学両校の関係者、審判など約20人からヒアリングを行い、試合映像を何度も見直して検証しました。さらに、連盟が独自に入手した通信記録や音声データを参考にした結果、「ほぼ全容の解明ができた」としています。そして連盟は、内田前監督への聞き取り調査や会見での発言について「およそ全てに信用性がない」「虚偽であると判断する」と結論付け、井上前コーチについては「内田前監督を守ろうと、事実をねじ曲げていることは明らかで、信用性に乏しい」と断言しました。一方、タックルをした宮川選手の発言については「極めて具体的、かつ迫真性がある」とした上で、両者の発言について「どちらを信用するか、火を見るより明らか」としました。
<関学大アメフト部OB・キャスター有馬隼人の視点>
私も関東学生アメリカンフットボール連盟の会見を取材しました。そこで発表された連盟の調査結果は想像していた以上に詳細まで説明され、納得の行く形であった印象です。
記者会見は夜遅くまで、2時間近くにわたって行われました。今回、規律委員会は緻密で論理的な分析を行ったことにより、より断定的な結果にたどり着くことができていました。そして今回、アメフトは危険なスポーツであるというイメージを植え付けたことについては、連盟として責任を感じつつも、今後、本来の魅力をしっかりとして伝えていきたいという意欲も感じました。
日大・前監督ら“永久追放” アメフト連盟に危機感、詳細な調査
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