着物の販売やレンタルを行っていた「はれのひ」が営業を取りやめ、成人式に晴れ着を着られない新成人が相次いだ問題で、6月20日に債権者集会が開かれました。しかし、篠崎洋一郎社長は姿を見せず、説明責任は果たされないままの集会となりました。
横浜市中区で開かれた「はれのひ」の債権者集会には、成人式に晴れ着を着ることができなかった人の両親や債権者が詰め掛けました。「はれのひ」は10億円を超える負債を抱えているとみられ、破産手続きを進めています。
2018年1月8日の成人の日、「はれのひ」が突然、営業を取りやめ、店があった横浜市や東京・八王子市では、多くの新成人が振り袖を着られないという事態になりました。
6月20日の集会はおよそ1時間半にわたって開かれ、破産管財人から破産手続きの進展や会社の資産が報告されました。ただ、篠崎洋一郎社長は姿を見せず、参加者からは憤る声が聞かれました。被害者の家族の一人は「当日もいなければ、会見も誠意が見られなかった。そして、きょうも来ていない。本当に誠意が見られない」、被害を受けた業者は「たくさんの方に迷惑を掛けて、当日も涙を流しているのをどう考えているのか」と話していました。
参加者によりますと、出席した弁護士は篠崎社長について「数カ月連絡がついていない」ことを明らかにしたということです。被害者の家族の一人は「とりあえず、社長には一言でも謝ってほしい。きちんと出てきてほしい。きょうはいいチャンスだと思ったのだが」と話していました。
一生に一度の“晴れの日”からおよそ半年たった今も、被害者への直接的な謝罪や説明責任は果たされていません。
「はれのひ」債権者集会 社長は消息不明
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