悪質な反則問題を受けて公式戦への出場が停止となっている日本大学アメリカンフットボール部の新しい監督を選ぶ委員会のメンバーに、TOKYO MX NEWSの有馬隼人キャスターが内定しました。
関西学院大学との定期戦における日大選手の悪質な反則行為を受けて辞任した内田正人前監督らは、反則行為の責任は認めたものの、指示については否定しました。5月23日の日大の会見で、内田前監督は「信じていただけないかとは思いますが、私の指示ではございません」、井上奨前コーチも「内田監督からクオーターバックをけがさせてこいと(選手に伝えるよう)指示はなかった」と否定していました。
一方、この問題を調査している日大の第三者委員会は6月29日に発表した中間報告で、反則行為について内田前監督らの指示を認めました。会見で日大アメフト部第三者委員会の勝丸充啓委員長は「ルールを逸脱した危険なタックルを指示し実行させたという、スポーツマンシップのかけらも認められない極めて悪質な行為」と指摘しました。
問題発覚後、関東学生アメリカンフットボール連盟は日大に対して条件付きで2018年度中の公式戦出場停止処分を決定し、内田前監督らを永久追放に当たる除名処分としました。この上で、日大からチームの改善報告書の提出を受け、秋のリーグ戦での復帰を認めるかどうか、7月末までに判断するとしています。関東学連の森本啓司専務理事は6月26日の会見で「本気で学生のことを考えて復帰をというのであれば、関東学連に良いもの(改善案)をきちんと示してほしい」と述べていました。
チーム再生の鍵となる新しい監督やコーチについて、日大は公募での選考手続きを進めていて、その選考委員に関学大アメフト部OBでTOKYO MX NEWSキャスターの有馬隼人氏が内定しました。
<日大、新たな体制への道のりは>
日大アメフト部が秋のリーグ戦に復帰できるかどうか重要になってくるのが、新たな指導体制です。日大がアメフト部の新しい監督やコーチを公募したところ、69人の応募がありました。69人の中から、新しい監督とコーチを選ぶための選考委員会がつくられました。この委員会は日大関係者以外のメンバーだけで組織されますが、TOKYO MX NEWSの有馬隼人キャスターもその中の1人に内定しました。
<田中キャスターが直接質問!>
スタジオでは田中麻耶キャスターが疑問点を有馬キャスターに直接質問しました。
[田中]今回、選考委員を引き受けたのはなぜか。
[有馬]現役の選手たちが今シーズンプレーすることができるのか。大学での「1年」という限られた大切な時間を過ごすことになるので、そこに協力し、力になりたいという気持ちがあった。
[田中]有馬氏自身が自ら、監督やコーチとしてチームを再生するという選択肢はなかったのか。
[有馬]他の社会人チームのコーチもしている上、仕事もある。監督を引き受けるという選択肢は難しかった。
[田中]他の選考委員は誰がいるのか。
[有馬]まだ公表されていないが、間もなく公表されるはず。弁護士やスポーツに関する有識者がそろう予定。
[田中]アメフトの選手、監督、指導者として経験がある有馬キャスターだが、どういった視点で選考していくのか。
[有馬]コミュニケーションする力を重視したい。選手と指導者がしっかりと胸の内を知り合い、信頼し合って日々が過ごせる状況をつくれるのかどうかが一番。
[田中]なるほど。どんな基準でどんな人が監督・コーチに選ばれるのか、私たちもしっかりと見ていきます。
■有馬隼人キャスター
関西学院大学アメフト部出身。中心選手として学生日本一を経験。2017年10月からTOKYO MX NEWS(平日午後6時~)のメインキャスター。
日大タックル問題 新監督選考委に有馬隼人キャスター内定
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