女性職員にセクハラ行為をしたとして市長が辞職した東京・狛江市で、新しい市長を決める選挙が7月22日に行われます。今のところ2人が立候補を表明していて、どちらもセクハラの根絶を強調しています。
狛江市の高橋都彦前市長は、複数の女性職員に対するセクハラ行為について追及され、6月に辞職しました。これを受け、与野党ともに早々と動き始めています。
自民党と公明党から推薦を受ける狛江市の元職員・松原俊雄さん(66)は「やはり誠実さがないといけない。いまの狛江市の状況を見れば、信頼は大切」と語ります。松原さんは狛江市役所に38年勤め、副市長も経験した実績を武器に、出馬を表明しました。高橋前市長による職員へのセクハラは「見過ごすことができない」と厳しく指摘しています。松原さんは「人間の尊厳を傷つけるハラスメントは断じて許すことができない。一緒に街をつくり上げてきた職員が傷ついたとか、その中で良い街づくりはできない」としています。
共産党と社民党から推薦を受ける、狛江市議会議員の田中智子さん(60)は「今度の市長選挙は何といっても高橋市長のセクハラ問題。市政の信頼は大きく失墜してしまった。信頼を取り戻す選挙にしなくてはならない」と訴えます。田中さんはこれまでに市議会議員として有志の女性議員らと共に、高橋前市長のセクハラ問題を追及してきました。高橋前市長を支援していた自民党と公明党が支援する松原さんに対しても、厳しい目を向け「セクハラ問題で高橋前市長を擁護してきた人からの推薦だと、やはりセクハラ問題での反省は避けられないのでは」と指摘します。
果たして、セクハラ問題を巡って失墜した市政への信頼は取り戻せるのでしょうか。狛江市長選挙は7月15日に告示され、22日に投開票が行われます。
セクハラで前市長が辞職… 狛江市長選挙、新人一騎打ちか
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