東京・多摩市の工事現場で作業員5人が死亡した火事は、燃えやすいウレタンを吹き付けてから火を扱う作業をしたため、燃え広がった可能性があることが警視庁の調べで分かりました。
多摩市唐木田の工事現場で7月26日に起きた火災では作業員5人が死亡しました。いずれも焼死とみられています。警視庁は身元が分かっていなかった残る1人について、作業員の石橋雅晴さん(68)と明らかにしました。
この火事は鉄骨をガスバーナーで切断する作業中に、床下の断熱材に使われるウレタンに引火して燃え広がったとみられています。捜査関係者によりますと、通常は燃えやすい素材のウレタンを吹き付けてから近くで火を使う作業はしないということですが、この工事現場ではガスバーナーを使う2、3カ月前にウレタンを吹き付けていたということです。現場には火を消すための水や防火シートが用意されていて、ウレタンに引火する危険性を認識した上で作業していた可能性があるとみられています。
警視庁は作業工程に問題があった可能性があるとみて、業務上過失致死傷の疑いを視野に捜査を進めています。
一方、東京消防庁はこの火事を受け、31日から新築の工事現場を対象に緊急の防火安全指導を始めました。対象となるのは新国立競技場などオリンピック・パラリンピック関連施設を含む1118カ所です。東京消防庁は火を使う時に燃えやすいものを遠ざけるなどの指導を徹底するほか、避難経路が確保されているか見て回る方針です。
東京・多摩市の5人死亡火災 ウレタン引火の可能性認識か
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ