終戦から73年を迎えた8月15日、東京・千代田区の日本武道館で政府主催の全国戦没者追悼式が開かれました。平成最後の追悼式で天皇陛下は「深い反省とともに、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願う」とお言葉を述べられました。
式典には天皇皇后両陛下や安倍総理大臣、およそ5200人の戦没者遺族らが参列し、さきの大戦で犠牲となった310万人を悼みました。2019年4月30日に退位を控える天皇陛下は、今回が最後の参列となりました。次回からは来年5月に即位する皇太子さまが参列します。式典で天皇陛下は「ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、世界の平和とわが国の一層の発展を祈ります」とお言葉を述べられました。
<東京都も戦没者追悼式 平和の誓い新たに>
文京区では東京都主催の追悼式が開かれ、小池知事や戦没者遺族らが平和の誓いを新たにしました。式典で小池知事は「戦争により焦土と化した東京も都民の不屈の努力により奇跡的な復興を成し遂げ、今では魅力にあふれ活気に満ちた、世界有数の大都市へと発展することができた」と述べました。また、遺族を代表して、曽祖父が太平洋で戦死した東久留米市の島崎健太郎さん(18)が「今の平和で幸せな生活は曽祖父をはじめ、多くの方々の尊い犠牲の上に成り立っていること、祖母をはじめ多くの遺族が厳しい生活環境の中で必死に経済復興に努めていたことが改めて分かり、とても感謝している」と追悼の言葉を述べました。
東京都によりますと、東京都主催の追悼式にはおよそ900人が参列を予定していましたが、実際に参列したのはおよそ690人でした。都は、暑さなどが影響したとみています。
平成最後の戦没者追悼式 天皇陛下「深い反省とともに」
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