子どもの運動能力を伸ばそうと、普通の運動とはちょっと変わった動きで瞬発力などを競い合う「忍者甲子園」が開かれました。人気が広がっているという“現代版の忍者修行”を取材しました。
東京・足立区の東京武道館で子どもたちが競い合ったのは、トップアスリートの動きを分析して作られたスポーツプログラム、現代版の忍者修行「忍者ナイン」です。運動の基本となる体の使い方を学んで運動能力を高めようという新しいスポーツプログラムで、この日は受講した子どもたちがこれまでの“修行”の成果を競い合う競技大会「忍者甲子園」が開かれました。
「動物歩き」という競技は、動物の特徴を捉えた動きで前に進むものです。一見、奇妙に見えるこの動きには運動能力を向上させるための秘密があります。忍者ナイン・スポーツ事業部の桜井貴史さんは「今の子どもたちは遊びも1つのことだけだったり多岐にわたる動きがないので、上半身と下半身をバランス良く使うことで早く走れるなど、いろいろな運動につながる」といいます。また、「マット引き競争」という名の競技は、下半身の強化だけでなくどの姿勢なら力が伝わりやすいか考える力も養うといいます。
プログラムを学ぶ子どもたちは「足が速くなった。2年生のマラソン大会が終わってから感じる」「楽しい。いっぱい動いている時に変化を感じる」などと話していました。また、忍者ナインの桜井さんは「とにかく子どもたちが得意なものを見つけて目がキラキラ輝く教室なので、すごく保護者の需要は高い」と話します。教室の数はこの1年で2倍になり、全国で100以上に増えたということです。子どもを通わせる保護者も「1つの競技だけでなくいろいろなスポーツを体験できるのがいいと思ったのでここを選んだ」「最近は公園もサッカー禁止になって、なかなか思いきり遊べる場所も少ない。子どもが運動好きになったらいい」などと話していました。
東京オリンピックまであと2年となる中、子どもたちの運動能力向上への熱は今後も高まりそうです。
人気!現代版の“忍者修行” 「忍者甲子園」で運動能力競う
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