体操の宮川紗江選手(18)への暴力行為を巡って日本体操協会から無期限登録抹消などの処分を受けた速見佑斗コーチが都内で会見を開き、暴力について謝罪しました。
会見の冒頭で速見コーチは「宮川選手に対する度重なる暴力行為によって、宮川選手はもちろん周りにいた選手、コーチに対して不快な思いと恐怖を与えてしまったことを深くお詫び申し上げます」と話し、宮川選手、日本体操協会、国民へ謝罪の気持ちを述べました。また速見コーチは宮川選手の頭をたたいたり、髪を引っ張ったりしたことを認め、日本体操協会から受けた無期限登録処分について「妥当だ」という考えを示し「真摯に反省する」とした上で、「宮川選手が今一番望んでいることが私と一緒に今までずっと東京五輪、またその先に向けて思い描いてやってきた思いも彼女自身にもあるので私自身もしっかり反省して真摯に受け止めて再出発がきれる状況を今後作っていきたい」と述べ、いずれ宮川選手の指導に復帰したいという考えを示しました。
宮川選手は小学5年生から師事する速見コーチからの指導の継続を希望していて、日本体操協会は「処分は永久ではない」という見解を示しています。
<有馬キャスターの視点>
幼いころから1人のコーチに教わるという指導環境は、現在、世界的にはスタンダードではなく、できるだけ多くの指導者に触れて選手が自発的に多くのことを学んでいくことが理想とされています。今回、宮川選手の場合はこうした指導環境でここまで成功してきたとも言えるが、一方でそうした指導環境の下で出るはずの芽が出なかった選手も多数いるはずです。特に幼い選手の指導環境をこれから考えなおす必要があります。
体操 速見佑斗コーチが宮川選手への暴力行為を謝罪「深くお詫び」
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