東京・杉並区で長年親しまれてきた体育館がリニューアルし、国際基準を満たしたビーチコートを備えた、都内初の施設となりました。2020年東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ誘致にも活用されています。
地域のスポーツ活動の拠点として利用されてきた永福体育館は開館から50年が経過し、老朽化に伴い、旧永福南小学校跡地に移転した上で、9月1日にリニューアルオープンしました。アリーナは改修で広くなり、バレーボールやフットサルなど、多くのスポーツに対応しています。杉並区・スポーツ振興課の荒瀬健一さんは「もともと小学校の体育館だったので前方にステージがあったが、それを全部取り払って、体育館として使えるよう改修した」と説明しました。さらに、さまざまなニーズに合わせて、小体育室も設置されました。中には卓球台が設けられたほか、鏡張りのフロアでダンスやエアロビクスなどが楽しめます。
トレーニングルームはもともと職員室だった場所で、十分な広さがあります。ランニングやバイクといった有酸素運動やウエートトレーニングを充実した設備で行うことができます。中には体幹を鍛えるマシーンも設置されています。
そして、一番の特徴は屋外に設置されたビーチコートです。このビーチコートは国際競技連盟の基準を満たし、2020年東京大会の事前キャンプ地としての誘致活動も行われています。オーストラリアから輸入したビーチコート専用の砂は深さ40センチまで敷き詰められていて、砂はさらさらしている上に、風でも飛び散りにくく、水に強く、日差しに当たっても熱くなりにくいといいます。実際に体験してみると、慣れない砂浜での動きは想像以上に体への負担があります。この日、利用した人は「23区内にあることで、海に行かなくても都内の人や海の近くに住んでいない人も利用できる。ビーチバレーが普及するきっかけになれば」「施設が全体的にきれい。ビーチバレーをやったことがない人も来やすいと思う」などと話していました。
杉並区はこのビーチコートに世界中からキャンプを誘致し、選手と区民が身近に触れ合える機会をつくっていきたいとしています。
ビーチコート付きの体育館が完成…五輪キャンプ誘致も 東京・杉並区
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