国際的に重要な湿地の保全を目指すラムサール条約に東京・江戸川区の葛西海浜公園が都内で初めて登録されました。地元や長年登録に向けて取り組んできた人から喜びの声が上がっています。
自然豊かで多くの生物が生息する葛西海浜公園は、東京湾に流れ込む荒川などの河口にあり、367ヘクタールの干潟が広がります。毎年、カモやガンなど2万羽以上の水鳥がやってくることなどが条約の基準に合うとして、10月18日にラムサール条約に登録されました。
都内で初めての登録を心待ちにしていた日本野鳥の会東京の飯田陳也さんは、野鳥の観察や保護活動に長年、取り組んできました。飯田さんは「たくさんいるのがカワウ。多い時はこの10倍、20倍ぐらいいる」と話します。飯田さんはこの公園について「東京湾で唯一鳥が安心して休める場所」として「この環境が鳥にとって一番いい条件は、東京湾の中で唯一埋め立てないで天然の干潟のまま残されたことだ」と説明します。
多くの干潟が埋め立てられた戦後の復興期、かつて海水浴場として親しまれた葛西海浜公園の海も工場排水などで水質が悪化しましたが、地元住民らの反対で埋め立ては取りやめられました。都会の中に残された天然の干潟に魚や貝など多くの生物が生息し、それらを目当てに鳥がやってくるという自然環境があるのは世界でも珍しいことだといいます。飯田さんは「東京が世界に誇れる環境と認められたことは、世界に自慢できる内容。大変素晴らしい」と話します。
公園を訪れた人にとっても、条約の登録が自然保護を身近に感じる機会になっているようです。訪れた人は「条約登録をツイッターで見て、身近に感じた。すごいなと思った」「東京や千葉など関東の都市化が進んでいる中で自然や野鳥が残っている。こういうところを守っていくのが大事」などと話していました。
飯田さんは条約への登録が都内の自然に目を向けるきっかけになってくれればうれしいと話しています。
「ラムサール条約」に 東京初!葛西海浜公園が登録
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ