築地市場跡地の再開発の検討を進めてきた東京都は、国際会議や展示会を行えるような大規模施設を整備する方針を固めました。展示会の業界からは歓迎の声が上がっています。
築地市場の跡地は2020年の東京オリンピック・パラリンピックで輸送拠点として使われた後、再開発することが決まっています。関係者によりますと、東京都は再開発の方針について、ビジネスや観光で東京を訪れる人の増加を狙って、国際会議や展示会などを行う大規模な施設を整備する方針を固めたということです。また、都は、高級ホテルの誘致や交流施設の整備なども検討しています。
この方針について街の人からは「銀座も近いし、大規模施設の立地にいいのでは」「築地の良さを残してほしい。やっぱり歴史は後世に残してほしい」などといった声が聞かれました。
一方、展示会の運営・出展関連の業界団体である日本展示会協会の石積忠夫会長は、今回明らかになった都の方針について「喜んでいる。会場が足りなくて悲鳴を上げている状態。築地は非常に交通の便がいいので、来場者にとっても行きやすく、何の問題もない」と話し、会場不足解消につながると歓迎する意向を示しました。
東京都は築地市場の土地については売却せず、保有したまま民間に長期で貸し付けする考えです。1月下旬に方針の素案を取りまとめ、3月末までには最終的な方針を発表することにしています。
築地市場跡に国際会議・展示場整備へ 業界は歓迎
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